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江戸時代から伝わる素朴な里神楽 Oohano Kanmai

鹿児島国民文化祭の神楽フェスタに参加

 平成27年11月6日(金曜日)に,鹿児島国民文化祭神楽フェスタに参加しました。

朝6時40分に出発して、午後3時に現地に到着しました。長旅にもめげず、到着後すぐに準備と打合せをしました。霧島神宮にお参りし、素晴らしい夕陽にも出会い、準備万端。
会場は霧島神宮境内の特設ステージで、千人の椅子が用意されました。5時より開会式が始まり、最初は地元霧島市の神楽が披露されました。
2番目が私たち大波野神舞の番でした。準備中、南日本放送の美人アナにインタビューを受け、神舞の由来や見所などを聞かれました。また、鹿児島県にも地名が「熊毛」や「田布施」があるなど、親近感を感じます、と言われました。
今回は時間の都合で、「四天王の舞」一演目。日頃は屋外で舞うことが多く、この特設ステージは照明がきらやかで目が回りそうでした。床は滑りにく過ぎ、足がひっついてしまった。
舞の中盤、刀の舞でHさんがつまづいてコケてしまった!会場からはどよめきが聞こえました。
  次に大名持神が登場。 
掛け合いで、Oさんが「カラオケでもどうぞ」と言うと、大名持神のTさんも、「では一曲・・・花は霧島〜♪」。会場からどっと笑いが聞こえました。さすが長老、臨機応変に会場を沸かしました。  
   その後も客席に出向き、なにがしかサービスしていました。
 続いて薙刀の四方切りです。女子大生のMちゃん緊張の趣でしたが、無事大役をこなしました。  
   最後にA君の本塚です。果たして練習の成果が出るか?
本塚は大波野神舞の見所の一つです。九州の神楽では屋内ですることが多く、薙刀を振り回す演目は少ない。
 本塚の中盤、薙刀を回転させると会場からは拍手と歓声が。調子に乗ったA君は回転をさらに上げた。オーすごい!!の歓声と拍手が絶頂に達した。こんな歓声は初めてだ!鹿児島に来て良かった、と感じたが・・・舞の終盤、A君は薙刀を落としてしまった!歓声もオーからア〜に変わった。A君とても悔しそうだ。  
  しかし、観客の皆さんはとても満足そうな様子でした。司会者の方も、今まで色々な神楽を見てきたが、どれもこれも特色があり、どれも素晴らしい!とのことでした。 

大波野神舞保存会

〒742-1501
山口県熊毛郡田布施町大波野

TEL 0820-52-3855
Fax 0820-25-3988

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