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江戸時代から伝わる素朴な里神楽 Oohano Kanmai

ご挨拶GREETINGS

 山口県熊毛郡田布施町大波野地区に伝わる大波野神舞は、江戸中期に大飢饉が起きたときの雨乞い祈願が最初と聞いております。また、地区内円満、五穀豊穣を祈念し、皆様に支えられて親しまれてきました。しかし、戦後いろんな娯楽が増え、質素な神舞は魅力を失い存亡の危機を迎えました。そこで、昭和55年8月に地元有志の発起により、大波野神舞保存会が設立されました。そして、舞子連中や保存会のご努力により、昭和58年には田布施町無形文化財に指定され、平成12年には山口県無形民俗文化財に指定されました。
 ホーホロヒーロに代表される笛の音や太鼓の音は、地域の人々にやすらぎを与え、地域の連帯意識を深めてきました。今後とも末長く後世に伝承していく所存でございますので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い致します。
            
                                 大波野神舞保存会 会長     西本篤史


大波野神舞保存会について

 大波野神舞は、記録文章は残されていないが、天明年からずっと継続して保存継承されてきたものと思える。しかしながら昭和55年ごろには、後継者不足により存続が危ぶまれたが、これを継続するため地元の有志の努力により、大波野地区280戸の賛同を得て、8月に大波野神舞保存会を設立し、伝承活動を継続することができた。その後、昭和58年には田布施町無形文化財に指定され、さらに、平成12年には山口県無形民俗文化財に指定されている。

大波野神舞保存会

〒742-1501
山口県熊毛郡田布施町大波野

TEL 0820-52-3855
FAX 0820-25-3988

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